
私が研磨を学んだのは、20年勤務した砥石メーカー。
国内最大の角砥石メーカーであり、原料の研磨材を始め、ダイヤモンド工具
レジノイド砥石、研磨布紙など、あらゆる研削研磨工具の営業を経験しました。
その基礎にあるのは、やはり『角砥石』
角砥石だけ天然物があり、原始時代の祖先は石や骨で刃物を硬い石に擦り付けて
研磨を行いました。
近世になって、荒砥・中砥・仕上げ砥を地層から掘り出し使用するようになりましたが、それでも今の研磨工具の様に『粒度』などはありませんでした。
我々の先祖は、手加減で料理用の刃物も大工道具の刃物も刀さえも手加減で磨き上げたのです。
現在は便利になり、多種多様な粒度や形状のダイヤモンド工具や砥石が販売されていますが、製品に頼るだけでなく、一番自由な手加減を利用して欲しいものだと思います。
刃先が鋭利なカップホイールも手加減で色々な研削が可能です。
一度お試しください!